ゾイドワイルドZERO 27話『暗闇の決戦! ドライパンサー対ガトリングフォックス!』

あらすじ

A

  • シーガルの命により,スピーゲルが再度ジェノスピノの残骸の破壊に向かう
    • ランド博士が顔を包帯で覆った姿で現れる
      • シーガルが驚いている描写がある

 

  • サリーはボーマン博士の助手をしていたため,共和国・帝国よりゾイドコアの復元を依頼される
    • サリーは知識が不足していることを理由に無理だと答える

 

  • メルビルの回想
    • 彼女は孤児として施設で育った
      • あるときジャミンガが施設を襲撃したが彼女は襲われず,ジャミンガを手懐けることができた
        • それ以来施設の友人たちは怖がってメルビルに近づかなくなった
          • そんなときにランド博士が現れ,彼女を養子に迎えた
            • ランド博士はゾイドのことを教えた
              • メルビルは博士が貴重な研究時間を削って教えてくれたことを喜び,必死に勉強した
    • 家族ができたことが嬉しかった,父が望むなら国に反旗を翻すことも厭わないと述べる
      • ゾイドを,人を傷つける道具にすることは嫌だと述べる

 

  • ジェノスピノの残骸跡
    • 森で待機していたバーンがゾイドの接近音と足跡に気づき,追跡を開始
    • サリーがゾイドコア修復のヒントを探して,共和国・帝国の研究チームのデータを見ている
    • ギレルとディアスの会話
      • ギレルは,シーガルは慎重なので,不安要素であるジェノスピノを必ず破壊しに来ると述べる
        • ディアスが,なぜその慎重な人物が反乱を起こすのか問う
          • 帝国は代々皇族によって統治され,武力で抑え込んでも民衆が反乱を起こす
            • ギレルも同意し,シーガルの行動を訝る
              • その事に関し,何か噂があることをほのめかす
    • 残骸跡に侵入したスピーゲルのドライパンサーが,警備のゾイドを襲撃する

B

  • ドライパンサーがジェノスピノ近くのビル屋上に到達
    • バーンのガトリングフォックスがドライパンサーを発見し,攻撃を仕掛ける
      • ビル内部で戦闘を開始
        • バーンの策略によりドライパンサーはビルから墜落,スピーゲルは逃亡する
          • バーンはドライパンサーが落下した場所でボーマン博士を発見する

 

  • メルビルがスナイプテラを整備している
    • メルビルの回想
      • 傷ついたクワーガを修理するようにランド博士から依頼されるメルビル
  • メルビルはランド博士に呼び出される
    • ランド博士はオメガレックスが1両日中に復活する,と述べる
    • また,自分たちが反乱軍ではなく,真の帝国であると宣言することを伝える
      • ランド博士は,メルビルが前皇帝の娘であり,フィオナ皇帝と母親が違うが,皇族の血を引いていると伝える.
        • ゾイドを従わせる力を持っているのはそのためだとし,その力のために帝国は皇族を長として認めている,と述べる
        • サリーの逃亡幇助も,荷電粒子砲の照準を故意にずらしたことも,咎めなかったのは皇族の血を引くメルビルが必要だったからであり,実の娘といえどもただの人間であるサリーは必要ない,と述べる
          • メルビルという名を捨てて帝国のハンナ皇帝となるよう,ランド博士は命じる
            • メルビルは衝撃を受け立ちすくむ
  • シーガルが映像で民衆に呼びかける
    • 我々は反乱軍ではない
    • 現体制を支持する権力者らによって前皇帝の血を引くハンナ(メルビル)は存在を消され,つらい日々を過ごしてきた
      • ハンナは皇族の証である,ゾイドを従わせる力を持つ
    • シーガルは,現体制の帝国は正統ではないとし,正統継承者ハンナ皇帝を擁立して真帝国の樹立を宣言する

感想

  • 皇位継承の問題が明らかになったことで,なぜシーガルらがランド博士側についているのかが納得できてきた
    • ランド博士にとっては,最強のゾイドを作ることが第一の目標で,そのために皇位問題を利用しているようだ
      • ちなみに2000年代初頭に展開されていたゾイドバトルストーリーも今回のような展開だった気がする.(帝国内部から反乱者が出て,別の皇帝を擁立し新帝国樹立)
  • ランド博士が全身包帯を巻いていたのは何故なのか気になった
    • 若返るのは不自然だけどそれを隠すためだけに全身包帯になるのも不自然なので,何かまだありそう