ゾイドワイルド ZERO 第21話 「時を超えた記憶」
あらすじ
A
- 帝国皇帝フィオナが庭で紅茶を飲んでいる
- ギレルに対し,自身は王族社会のことしか知らないため,外の世界のことを話してほしいと話す
- ギレルは世の中は陛下が落胆するようなことばかりだと返す
- フィオナは赤き死神と呼ばれるギレルに興味を持ち彼を呼んだ
- 冒険の夢くらい見させてほしいと述べる
- フィオナは赤き死神と呼ばれるギレルに興味を持ち彼を呼んだ
- ギレルは世の中は陛下が落胆するようなことばかりだと返す
- ギレルに対し,自身は王族社会のことしか知らないため,外の世界のことを話してほしいと話す
- レオたちが廃墟ビル群の間を移動中
- 皇帝フィオナがギレルを呼んだ(おそらく皇帝と距離が近い職務を与えた)ことをアイセルが話す
- サリーのペンダントには何も反応がないが,廃墟の中に壊れていないビルを発見し接近する
- ビル入り口のシャッターが閉ざされており,被害を免れたことを示している
- シャッターが開かないので諦めかけたところ,突然開いたため,レオたちは探索を開始する
- 内部はショッピングモールのようになっており,破壊の痕跡はなく,通電している.
- 一行はCDショップなどを調べる
- アイセルは100年前の21世紀の生活様式に関する知識を持っている描写がある
- 一行はCDショップなどを調べる
- 内部はショッピングモールのようになっており,破壊の痕跡はなく,通電している.
- アイセルは地面に落ちた帽子をひろうと,100年前の光景が見えたような錯覚に陥る
- エレベータが操作に反応せず,勝手に上昇を始める.
- どこかでジャミンガが侵入した描写がある
- シャッターが開かないので諦めかけたところ,突然開いたため,レオたちは探索を開始する
B
- レオたちは住居エリアに到着する
- ある部屋のドアが突然解錠され,一行は中に入る
- 部屋の入り口にジャミンガが現れる
- レオがワイヤーアンカーでジャミンガを撃退する
- バズがエレベータを確保するが,扉が勝手に閉まり,単独で階下へ向かってしまう
- アイセルは笛を鳴らし,ラプトリアを呼び寄せる
- レオにサリーとともにワイヤーで脱出するよう指示し,自身はその場に残る
- アリスをサリーに託すが,その後ジャミンガに踏みつけられ破壊されてしまう
- アイセルは激昂し,ラプトリアでジャミンガを殲滅する
- アリスの髪を撫で,これからはずっと一緒だよ,と声をかける
- アイセルは激昂し,ラプトリアでジャミンガを殲滅する
- アイセルは笛を鳴らし,ラプトリアを呼び寄せる
- バズがエレベータを確保するが,扉が勝手に閉まり,単独で階下へ向かってしまう
- レオがワイヤーアンカーでジャミンガを撃退する
- アイセルはレオたちと合流する
- サリーが,シャッターが開きジャミンガの襲撃を回避できない状態になったビルの行く末案じる
- 他の街と同じ,止まっていた時間が動き出しただけ,とバズが答える
- 私達の中にあなたも家族もちゃんといる,見せてくれてありがとう,おやすみアリスとアイセルが述べる
- サリーが,シャッターが開きジャミンガの襲撃を回避できない状態になったビルの行く末案じる
感想
- アイセルがアリスに「これからはずっと一緒だよ」と呼びかけていた
- アリスは破壊されてしまい,物理的にはまた一人で部屋に残されているが,アイセルの記憶の中に家族と一緒に残っている
- 最後のシーンのアイセルのセリフでそのことが強調され,腑に落ちた
- マリアと容姿が似ているだけで,アイセルがアリスに感情移入するのが奇妙に見えたのだが,アイセルは「滅びた時代を調べれば知らない自分を知ることができる」と述べていることから,彼女は古い時代の出来事を自分自身の一側面として捕らえているのではないだろうか.
- つまり,過去のある人物にある状況で起こった出来事を,もしある人物でなく自分がその状況にいたとしても同じように起こりうる可能性があった,というような捕らえ方
- アリスは破壊されてしまい,物理的にはまた一人で部屋に残されているが,アイセルの記憶の中に家族と一緒に残っている