恋する小惑星 12 つながる宇宙
あらすじ
- 光学班の友利,蒔田は先に出発し,みらの泊まっている石垣青少年館にあおが到着する
A
- きら星チャレンジ2日目,勉強会からスタート
ホワイトボードに書かれていたこと:
* 背景 * これまで80万の小惑星が確認されている * しかしながら暗い小惑星はまだたくさんある. * →小惑星を我々で発見しよう! * その特徴を調べて性質を探る * 研究の目的は? * まず何をするか * 太陽系小天体の探査 * この研究をして何が面白い? * 太陽系の成り立ちを知る手がかりとなるため * →小惑星を検出し小惑星帯の知見を広げる
- 「小惑星を見つけよう -軌道表示編-」という本を読み上げるみら
- 花島さんと堀口さんが空を撮影するあいだ,みらたちは屋上に星を見に行く
- 天の川がはっきり見える
- 蒔田によると火星の大接近の年で,マイナス2.5等くらい,とのこと
- きらチャレ終了後の話をしている
- 蒔田は受験勉強
- みらは小惑星を発見してあおという名前をつける,その夢がかなったら新しい夢が浮かんでくるのかも,と述べる
- 天の川がはっきり見える
- 解析用ソフトを使って小惑星を探す光学班
- 条件は悪くないから,後は根性と運,と花島さんが述べる
- 「小惑星は自転しているし,いびつなものが多いから角度によっては急に明るく見えたりもする」
- あおがソフト上で動いて見える天体を発見する
- 画像が不鮮明で自動検出されず,ノイズの可能性もある
- 既知天体のデータベースを更新する
- 4人は,同じ領域をもう一度撮影するか,別の領域にするか尋ねられる
- 撮影には30分かかり,発表資料の準備も考えると1回しか撮影の時間はない
- 4人は同じ領域を撮影することにする
- 撮影には30分かかり,発表資料の準備も考えると1回しか撮影の時間はない
- 条件は悪くないから,後は根性と運,と花島さんが述べる
B
- 再度の撮影が終了し,4人が全員で解析のボタンを押す
- しかし,新天体かと思われた天体は既知天体であった
- 「でも,ちゃんと届くってわかった.私達の手が本物の小惑星に届くんだ」と述べるみら
- しかし,新天体かと思われた天体は既知天体であった
- 発表資料を作成する4人
- 友利が「見つかってないのに成果発表するのもな」と述べる
- 花島さんが「狙った成果がでなくても報告することはとても大切.これから観測する人たちのための大切な情報になる」と応じる
- 「実際君たちも過去の先輩方の過去の研究資料や文献を見ながら作っているわけで」
- 花島さんが「狙った成果がでなくても報告することはとても大切.これから観測する人たちのための大切な情報になる」と応じる
- 友利が「見つかってないのに成果発表するのもな」と述べる
- むりかぶし望遠鏡
* 九州沖縄最大の光学赤外線望遠鏡(鏡が1番大きい) * 視力500(西表島の山の上にある1円玉が見える) * フィルター * g'(緑) * Rc(赤) * lc(赤外線) * 長時間の露出観測によって,明るさ約21等星の光りを検出することができる
- 朝までかかって,4人は資料を作り上げる
- 発表.光学班も電波班も新天体は発見できなかった
- この経験は無駄にならない,今回の結果を生かしていつかきっと新天体を発見したい,とみらは発表で述べる
- みら・あおは出会った人たちに別れを述べる
- 発表.光学班も電波班も新天体は発見できなかった
- 地学部部室
- 「みんな好きなものや得意なもの,その人の世界を持っている.一人でいたら世界は一つだけど,それがつながったらたくさんの可能性がどんどん広がって,大きくて未知数で,宇宙みたい」
- 「見つけよう.叶えよう.私達の約束を」
- 今回のEDに出ている取材協力
- 資料協力
参考文献
感想
「狙った成果がでなくても報告することはとても大切.これから観測する人たちのための大切な情報になる」
- とても大事だと思う.
- 人生の中で探索に使える時間は限られている.
- 今探している場所に可能性がありそうなのか.そこにはないという情報を持っていればそこは探さないので,
- 何かを探索したら,その情報を残しておくことは必須だと思う.だれも見なかったとしても,未来の自分のためになる
- 殆どのケースで,覚えたことはすぐ忘れてしまうけど,あそこにメモしておいたな,ってことだけ覚えておけばそのメモをみれば説明できるし再現できる
- できれば要約しておく
- 殆どのケースで,覚えたことはすぐ忘れてしまうけど,あそこにメモしておいたな,ってことだけ覚えておけばそのメモをみれば説明できるし再現できる
- 何かを探索したら,その情報を残しておくことは必須だと思う.だれも見なかったとしても,未来の自分のためになる
- 今探している場所に可能性がありそうなのか.そこにはないという情報を持っていればそこは探さないので,
- 人生の中で探索に使える時間は限られている.
- とても大事だと思う.